私は実は安田昌夫さんと直にお会いした事がない。
どんな顔をしているのかも知らないのです。
しかし、誰よりも彼の事を知っているような錯覚に陥ってしまいます。
なぜなら、彼はもう10年以上の文通相手だからです。
出会い系とかそういうややこしいもので知り合ったのではなく、
ある趣味に関する投稿雑誌の中で知り合ったのです。
このインターネットが発達して簡単にやり取りが出来る世の中で、未だに切手を貼ってポストに投函するやり方で1ヶ月に1、2回のやり取りを続けています。
その手紙の内容は互いの共通の趣味にかかわる事から、日々の出来事、人には言えない悩みや相談まで多岐にわたり、一度の手紙で10枚以上びっしり。
今では誰よりもお互いを1番良く知る人間かもしれないです。
今更すぎて会おう、という話はお互い出さず、会わない事によって得られる人間関係もあるのだ、と信じています。